猪苗代観音

猪苗代三十三観音

猪苗代三十三観音は、往古より多くの善男善女が家内安全、子孫繁栄、家運興隆等を祈願し、ご詠歌を唱え、巡拝されてきたものです。
猪苗代寺社
磐椅神社 会津総鎮守として崇められた磐梯山がご神体。
祭神は、大山衹神(おおやまづみのかみ) 埴山姫命(はにやまひめのみこと) 十世紀に成立した全国の格式ある神社の一覧「延喜式神名帳」に耶麻郡一座としてあり、会津地方の伊佐須美神社(会津美里町)、蚕養国神社(会津若松市)とともに延喜式内社として信仰を集めた。

土津神社
(磐椅神社の末社)祭神は土津霊神(保科正之) 正之公は、この地が若松城(鶴ヶ城)の丑寅の方角(鬼門)にあたることからこの地に眠ることで會津藩を守ろうと考えたようです。
小平潟天満宮 祭神は、学問の神様 菅原道真 日本三大天満宮のひとつに数えられています。
この天満宮に祈願し生まれたと伝えられる猪苗代兼載は、室町末期に連歌の宗匠として足跡を残し、現在の和歌の基礎を作ったと言われています。

蚕養神社
(蚕養神社の分社)祭神は、保食大神(うけもちのおおかみ)、稚産霊大神(わくむすびのおおかみ)、天照大御神です。
生命力の強い二柱の神様と太陽の神様を祀る。
御神徳養蚕守護の神。養蚕守護の総本社です。

八幡神社
祭神は、八幡神(やはたのかみ、はちまんしん) 元々は大漁旗を意味する海神といわれ、神社では誉田別尊(ほんだわけのみこと)、あるいは応神天皇(おうじんてんのう)の祭神名でまつられています。
大分県の宇佐氏が崇敬した地方神でしたが、ご神託を通じて第15代天皇である応神天皇の化身とされ、土着的な神と天皇のご神霊が結びついた特別な性格を持ちあわせているのです。

猪苗代三十三観音